【小学6年生 Aくん】
Aくんは自分の考えをしっかり持っている生徒さんです。
Aくんとお話をしていると
「そういう考え方があるのか」と
私が学ぶこともたくさんあります。
そんなAくんがうまく自己表現をする方法の1つとして
“相手がわかりやすい伝え方”を一緒に練習しています。
状況や気持ち、考えを説明したり
話をまとめることが少し苦手なので
①話すテーマを考える
②一番言いたいことを述べる
③詳しい説明をする
という手順で話す内容を考えてもらいます。
大事なポイントは
話す内容がテーマからずれないこと。
それを意識するために
パソコンで文章を作成します。
話す内容を文字にし、それを見ながら
文章構成や適切な表現等を確認していきます。
口頭のみのやり取りをした場合
話した内容を覚えておかないと振り返りができません。
これはなかなか難しいですよね…
また、パソコンを使うと修正や補足が簡単にできるので
字を書くことがあまり好きではないAくんも
取り組みやすいようです。
子ども達の力を伸ばすためには
電子機器を活用することも大事だなと思います。