教室で身につける力

“コミュニケーション能力=人と関わる能力”は、様々な要素(力)で構成されています。

 

当教室では『対話力』と『課題をやり遂げる力』という2つの力に焦点を当て、これらの力を伸ばすために必要になる1つ1つのスキルを伸ばしていけるようにトレーニングします。

 

◆対話力を身につける       

 

対話力を身につけるために 

  • 話す力(伝える力)
  • 聴く力
  • 読み取る力
  • 自分の考えや感情を理解する力

 

を伸ばします。

 

そのために次のようなことに取り組みます。 

  • 言葉の知識を増やし、それを使いこなせるようにする(語彙力)
  • 自分の感情や考えを相手にわかりやすく伝えられるようにする(表現力)
  • 筋道が通った文章を組み立てられるようにする(文章構成力)
  • 一つのことに気持ちを集中し続けられるようにする(注意力)
  • 不明点や疑問点を解消し、事実を正しく理解できるようにする(質問力)
  • 相手の言葉や投げかけに対して適切に反応できるようにする(反応力)
  • 相手の気持ちや考えに寄り添うことができるようにする(共感力)
  • 言語化されていない気持ちや事情を考えられるようにする(推察力)
  • 相手の様子を注意深く、客観的に見られるようにする(観察力)
  • 発信または受信した情報を覚えておけるようにする(記憶力)
  • 自分や他者、または状況について掘り下げて考えられるようにする(分析力)

◆課題をやり遂げる力を身につける 

 

課題をやり遂げる力を身につけるために

  • 自己管理力
  • 課題解決力
  • プランニング力

 

を伸ばします。

 

そのために次のようなことに取り組みます。

  • 時間管理、体調管理、感情・モチベーションの管理ができるようにする
  • 課題を発見・分析し、適切な計画を立てて処理し、解決できるようにする
  • 目標を達成するための段取りを考えて実行し、うまくいかなかった場合は

    検討し直すことができるようにする 

 

 

課題をやり遂げる力とは”実行機能”と呼ばれ、行動や思考を計画・調整し、コントロールする力です。

 

実行機能は日常生活の中ですべきこと、またはしたいこと(=課題)を効果的に行うために必要で、

この機能がうまく働かないと人間関係や学業、仕事に影響が出てしまいます。

 

実行機能がうまく働けば、例えば

  • 時間や約束を守ることができる
  • 見通しを持って行動できる
  • 問題を解決できる
  • 自分の気持ちや考えをコントロールできる
  • 他者のことを考えた言動ができる 

 

 といった、社会適応に必要な行動を取ることができます。 

 

その結果、人とうまく関わることができるようになります。

 

また、社会の中で与えられた役割や仕事をやり遂げられることで良好な人間関係を築くことができます。