【小学5年生 Fさん】
Fさんは体調を崩して学校を欠席するようになりましたが
体調面以外にも何かしんどさがあるんじゃないかということで
当教室に来てくれました。
Fさんとお話をしていると
学校でクラスメイトと関わる時に
自分の気持ちや考えが言えず
相手に合わせて疲れてしまうことがわかりました。
『相手にどう思われるか』がいつも気になり
悪く思われないようにと
毎日明るく元気に振る舞っていたFさんは
本当にしんどかっただろうなと思います。
そんなFさんをサポートするため、
親御さんと対応について話し合いをしながら
Fさんの担任の先生とも連絡を取り合っています。
親御さんから担任の先生に話しにくいことや
説明しにくいこともありますし、
逆に担任の先生からFさんや親御さんに
話しにくいこともあります。
そのため、当教室がつなぎ役を担いながら
Fさんの状態にあわせたサポートをみんなで考えています。
今Fさんは別室で担任の先生に勉強を教えてもらったり
短時間だけ教室で過ごすチャレンジをしながら
一歩ずつ前に進もうとしています。
親御さんと担任の先生、そして当教室が
1つのチームとして同じ気持ちでFさんを応援していけるよう
今後もしっかり協力していきたいです。